コーヒー豆と品種について
■コーヒーの品種
コーヒーは数十の種がありますが、飲用目的で栽培されているのは
次の2種類です。
1.アラビカ種(原産地:エチオピア)
世界中で一番多く栽培されている品種で、全栽培量の
70~80%を占めます。低地から高地にかけて栽培
が出来るが、病害虫に弱いのが欠点です。
2.カネフォラ種ロブスタ(原産地:ビクトリア湖周辺から西アフリカ)
低地で湿潤な土地で栽培される。生産量はコーヒー全体の20~30%。
病害虫に強い。主にブレンド用に使用される。
■コーヒー豆
コーヒー豆はアカネ科の植物に属するコーヒーの木の
種子です。
コーヒーの木は、苗木が成長し2~3年で白い花が咲きます。
この花は開花すると2~3日で早々と萎み、そのあと楕円形の
実を結びます。完熟すると赤くなりサクランボに似ているので
「コーヒーチェリー」と呼ばれております。
この実の中には種子が2個あり向かい合わせになっています。
この種子を取り出し精製したものを生豆といい、これを焙煎した
ものが我々が良く見かけるコーヒーまめです。